臭いをつくる生活習慣の改善
わきがのセルフチェックでも説明しましたが、欧米のように肉類や乳製品を好む人は、わきがになりやすいということが分かっています。
食生活の改善だけに限らず、その他の生活習慣の改善や、身近でできるちょっとしたコツでわきがを軽減させると言われている方法をいくつかご紹介したいと思います。
アルコールを控える
飲酒しアルコールを摂取すると血のめぐりがよくなり汗をよくかきます。
汗を多くかくと最近の作用が強まり、臭いも強くなります。
またアルコールは体内で分解されますから、分解された酢酸などが体の外に汗と共に排出される時に強い臭いを発します。
ストレスを貯めない
人はストレスを感じると汗が出やすくなります。 緊張した時など、手のひらやわきから汗がじっとり出てくるのを経験したことのある人も多いと思います。
汗が多く出ると、アルコールの作用でも書いたように体の臭いが強まります。
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煙草を吸わない
煙草に含まれるニコチンには、自律神経や中枢神経を刺激する作用があります。
体温を調整するそれらの神経が刺激されると、エクリン腺からの発汗作用を促してしまいます。
また交感神経が活発になることによって、アポクリン腺も刺激してしまいます。 両方の汗腺から汗が出ることで、わきがの臭いを強めてしまいます。
緑茶の消臭効果を利用する
緑茶に含まれるポリフェノールにはたくさんの消臭効果があると言われています。
ポリフェノールは活性炭のように臭いの成分を吸着して消臭します。
緑茶をたくさん飲むのもいいですし、お茶をいれた後の茶殻をとっておき、ガーゼなどに包んでわきを軽く拭くなどしてもよいでしょう。
脱毛とわきがの関係
永久脱毛するとわきがが治るということを耳にします。
実際のところは、永久脱毛をしたからといって劇的なわきがの改善は見込めません。
それよりもわきを常に清潔に保つことは消臭効果はありますので、汗をかいたらすぐに拭き取るなど対処しましょう。
お酢の殺菌効果で防臭する
お酢には抗菌作用や消臭作用があります。
抗菌作用は最近の繁殖を抑えますので、アポクリン腺から排出された分泌物を分解する作用が弱まります。
また体臭のもととなるアンモニア臭を抑えてくれるので、消臭作用も期待できます。
同じく雑菌の繁殖を抑える効果のあるミョウバンとお酢をあわせた液にガーゼなどを浸し、わきに数分あてて湿布するとわきが予防になります。